firefox設定メモ。

about:config 等で設定する各種設定値。

すでに書くまでもないと思うけれど、firefox の細かい設定は about:config で閲覧/設定できる。各種設定値の意味は末尾のリンク参照のこと。

URL入力欄に about:config とタイプしてエンターを押すと設定テーブルが評される。このテーブルは「設定名」「状態」「型」「値」というカラムを持つ。

設定名はその設定項目を表す。状態はその行の設定値が、初期値なのか、ユーザがカスタマイズした設定なのかが表示される。型は、設定名に対して入力される値の型(type)。これは3種類あって「数値」「文字列」「真偽値」。数値としての '100' と文字列としての '100' は扱いが違うということ。真偽値は true/false で選択することになるが、基本 はい ≒ true、いいえ ≒ false と置き換えればよい。

設定する場合は以下の手順。

  1. about:config を表示する
  2. 「フィルタ」入力欄に設定したい設定名を入力。文字列の一部でもよく、その文字列で検索される。
  3. 目的の設定名が表示されていればそれを右クリック>値の変更>値を入力する
  4. 目的の設定名がなければ、適当なところで右クリック>新規作成>型の選択>設定名入力>設定値入力

以下は主にパフォーマンスの改善が軸。描画とメモリ周りの設定が主。文字列型はないので型は数値か真偽値。左側の文字列が設定名で右が設定値。

表示ディレイの設定。きびきびしなさい。

nglayout.initialpaint.delay 0
ui.submenuDelay 0

接続数の設定。最大同時接続を48に。
他の設定見てみるとサーバ毎の同時接続数を増やしたりしているが、自分の環境ではあまり改善しなかったのでいじっていない。最大接続数だけ増やしてある。

network.http.max-connections 48


http のパイプ処理を有効化する。
接続数の設定も色々試したけれどあまり違いが感じられなかったのでデフォルト。

network.http.pipelining true
network.http.proxy.pipelining true

ディスクキャッシュをオフ。
メモリキャッシュあるのでとりあえず。基本的にメモリキャッシュのサイズを大きくしてディスクキャッシュしないかディスクキャッシュしてメモリキャッシュ少なくするかだと思う

browser.cache.disk.enable false


メモリキャッシュするかどうか

browser.cache.memory.enable true

メモリキャッシュの上限

browser.cache.memory.capacity 32768


最小化したときにメモリを最小化?させる。Vista だと効果が感じられない。

config.trim_on_minimize true


高速フォワード・バックの設定。
明示的に3にする。デフォルトにしておくと firefox くんが自分で判断して適当にメモリを確保するのだが、基本的にメモリばんばん使って高速化するのがポリシーらしく重い。

browser.sessionhistory.max_total_viewers 3


クッキー取得の挙動の設定。
1にすると元のWebページのあるサーバからの cookie しか受け付けないそうだ。「元のサーバ」が何を基準にしているか気になるけれど。

network.cookie.cookieBehavior 1

参考:
http://soap.s216.xrea.com/umu/mt/archives/001167.html
http://www.tweakfactor.com/articles/tweaks/firefoxtweak/4.html
http://d.hatena.ne.jp/shuntafree/20080302